記事監修:院長 松島幸恵
うつ病治療の新たな選択肢:rTMSとは
うつ病は日本で多くの方が罹患し、そのうち約3割が薬物治療に十分な反応を示さない「治療抵抗性うつ病」とされています。このような患者さんに新たな希望をもたらす治療法として注目されているのが、反復性経頭蓋磁気刺激法(rTMS)です。
rTMSとは、磁気をエネルギー源として頭蓋骨を通過させ、脳の特定部位を非侵襲的に刺激する治療法です。コイルから発生した磁気パルスにより脳内に微弱な電流が生じ、脳細胞の活動を調整します。国内には、対象患者や施設などの条件を満たす場合に保険診療で行われるrTMSがあります。当院のrTMSは自由診療です。
rTMSの仕組み
rTMSでは、コイルから生じる磁場の変化によって脳内に電流を誘導し、神経活動に働きかけます。気分に関わる脳のネットワークへの作用が研究されていますが、症状の改善につながる詳しい仕組みには、まだ分かっていない点もあります。
治療効果と適応:誰に効果があるのか
抗うつ薬による治療で十分な改善が得られないうつ病では、rTMSが治療の選択肢となる場合があります。研究で示される効果は、対象となる患者さん、刺激方法、治療期間、評価方法などによって異なります。効果には個人差があり、十分な改善が得られない場合もあります。
刺激部位の痛みや不快感、頭痛、顔の筋肉のぴくつきなどが起こることがあります。まれに、けいれん発作や躁・軽躁状態などが起こることもあります。気になる症状は医師やスタッフにお伝えください。治療前に持病、体内の金属・医療機器、服用中のお薬などを確認し、安全性を個別に判断します。
rTMS治療をご希望の方はご相談ください。
池袋オリーブメンタルクリニック
info@iomc.jp
当院での治療を検討される方は、rTMS治療の仕組みと適応、副作用・注意点、現在の治療料金をご確認ください。初回相談の案内はこちら。
当院で使用する機器・入手経路と、国内の認証目的・米国での位置づけについては、機器と適応外使用についての説明をご確認ください。当院でのうつ病治療は適応外使用による自由診療です。
参考資料・更新日
内容更新日:2026年10月10日。一般的な治療情報と当院の診療条件を区別してご確認ください。
