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池袋オリーブメンタルクリニック|池袋駅徒歩5分の精神科・心療内科

休んでも疲れが取れない――うつ病のサインと相談の目安

医院ロゴと、椅子でお茶を飲みながら休む女性のイラスト

「休日に休んだのに、疲れが抜けない」「以前はすぐ終わった仕事に時間がかかる」。そんな変化が続くと、自分を責めてしまうことがあります。疲れだけでうつ病とはいえませんが、睡眠や食欲、気分の変化が重なっているときは、心身の状態を確認するきっかけになります。

うつ病は、気分だけでなく体や考え方にも表れます

うつ病では、気分の落ち込みや、これまで楽しめていたことへの興味・喜びの低下に加え、疲れやすさ、眠れない・眠りすぎる、食欲の変化、集中や判断の難しさなどが起こります。悲しさよりも、いらだちや体の不調を強く感じる方もいます。米国国立精神衛生研究所(NIMH)も、うつ病が睡眠・食事・仕事などの日常生活に影響することを説明しています。[1]

「いつもと違う状態」が続いていませんか

  • 休んでもだるさが続き、身支度や家事が負担になっている
  • 趣味や人との会話を楽しめなくなった
  • 眠れない、早朝に目が覚める、または寝すぎてしまう
  • 食欲や体重が普段と変わった
  • 文章が頭に入らない、決断しづらいなど、仕事に支障が出ている

これらは診断用のチェックリストではありません。症状の組み合わせや程度、生活への影響を、診察で確かめることが大切です。

2週間は診断の目安。「待つべき期間」ではありません

うつ病の診断では、気分の落ち込みや興味・喜びの低下を含む複数の症状が、ほぼ毎日、少なくとも2週間続くかなどを確認します。ただし、「2週間たつまで受診できない」という意味ではありません。仕事や生活がつらい、食事や睡眠が保てない場合は、それより早く相談してください。症状の数だけで自己判断することも避けましょう。[1]

疲れの原因は、うつ病だけとは限りません

甲状腺の病気や薬の影響などでも、うつ病に似た症状が生じることがあります。必要に応じて体の診察や検査も行い、原因を確かめます。[1] 受診時には「いつから」「眠りや食欲の変化」「困っていること」「服用中の薬」をメモしておくと、説明しやすくなります。

薬への不安も、最初の相談で話してください

うつ病の治療には心理療法や薬物療法などがあり、症状の程度、体の状態、ご本人の希望を踏まえて方針を考えます。[1] 「薬が心配」「まず状態を知りたい」という思いも、そのまま伝えてかまいません。通院中の薬は、自己判断で急に中止せず、主治医と相談してください。

受診までの間は、できる範囲で睡眠・食事のリズムを整え、抱えている負担を減らし、信頼できる人に状況を伝えてみましょう。生活の工夫だけで改善しない場合も、自分を責める必要はありません。

池袋オリーブメンタルクリニックでは、心と体の両面からお困りごとを伺います。受診については初めて受診される方へのご案内をご覧ください。

参考資料

[1] 米国国立精神衛生研究所(NIMH)Depression(2024年改訂、2026年9月22日確認)。本記事は一般的な情報提供を目的とし、個別の診断・治療は診察で判断します。